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市朗怪全集 三十六  Por  capa

市朗怪全集 三十六

De: 中山 市朗
Narrado por: 中山 市朗
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Sinopse

全てが実話。この現代に現れた闇と異界の世界を聴け!!

内容紹介
ベランダ (8分)
名古屋市内のアパートの二階に住んでいるSさん。子どもの頃、妙なものを見たという。夜遅くに寝ようとするとベランダに女が立つのだ。それも子供を抱いている。その現れ方が奇妙で…。

苦情 (7分)
Iさんはマンションの5階に住んでいる。ある夜仕事から帰ると、部屋のドア付近に見たこともない女が立っていた。それを見て思わず「ウルトラマンみたいだ」と思ったという。そう思った原因を考えると鳥肌が立ってきたのだ。

白い喫茶店 (9分)
私の友人がいつも通るある商店街から見慣れぬ脇道に入ったときのこと。そこに白い喫茶店があった。雰囲気が良かったので中に入って、マスターとも話をした。だがこの喫茶店、実に奇妙なのだ…。

13階段 (11分)
大阪から金沢の支店に単身赴任してきてもう何年にもなるIさん。駅前のアパートを借りているが家賃がものすごく安い。その理由はIさんも知っていた。幽霊が出る物件なのだ。しかしIさんはそこに住み続けている。その理由を聞いてみた。

13回(9分)
芸人のTさんが名古屋市内のホテルに泊まったが、なんだかこの部屋にはいたくないという気持ちがある。しかし疲れていたこともあってそのまま寝入ってしまう。するとあることが13回も繰り返され…。

真夜中のベンチ (8分)
学生のSさんが夜遅く散歩に出かけた。いつもの薄暗い公園の前を通ったが珍しく中学生くらいのカップルがベンチに座っていた。この時間に?と思ったが、この後不可解なことが起きて。

他六編


中山 市朗
作家、怪異収集家
1982年、大阪芸術大学映像計画学科卒業。映画の助監督や黒澤明監督の『乱』のメイキングの演出などに携わる。
1990年、扶桑社から木原浩勝との共著で『新耳袋~あなたの隣の怖い話』で作家デビュー。『新耳袋』はそれまでただ怪談で括られていたものから、実話だけにこだわり百物語を一冊の著書で実現化させた。
Jホラーブームを作った作家や映画監督に大きな影響を与え、ブームをけん引することになる。
著書に『怪異異聞録・なまなりさん』『怪談実話系』『怪談狩り』シリーズなどがある。
怪談は語ることが重要と、ライブや怪談会、放送などでも積極的に怪談語りを行っている。その他の著書に『捜聖記』『聖徳太子・四天王寺の暗号』『聖徳太子の「未来記」とイルミナティ」など多数。
©2023 PanRolling

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