密室黄金時代シリーズ

第20回『このミステリーがすごい！』大賞・文庫グランプリ受賞作！「連発される密室トリックの中ではドミノの密室がイチ推し。本格ミステリ刊行ラッシュの中に割って入るだけの力はありそうだ」大森 望（翻訳家・書評家）「密室殺人づくしの趣向が楽しい。主役の二人をはじめキャラ設定もいかにもマニアックかつ軽快」香山二三郎（コラムニスト）「これでもかというくらい密室ネタを盛り込んで

密室トリックマシマシ！増量！ 『このミステリーがすごい！』大賞・文庫グランプリ受賞作、続編密室のスペシャリストの前に立ちはだかる７つの密室。密室の不解証明は、現場の不在証明と同等の価値がある――“密室殺人”に初めて無罪判決を下した元裁判官も加わり、謎を解くため奔走する！日本有数の富豪にしてミステリーマニア・大富ケ原蒼大依が開催する、孤島での『密室トリックゲー

奥多摩の山奥で遭難しかけた高校生の葛白香澄と幼馴染の朝比奈夜月は、密室ミステリー作家一族の五男・物柿カマンベールに導かれ、巨大鍾乳洞内部にある、白い直方体の建物が並んだ奇妙な村「八つ箱村」に足を踏み入れた。クローズド・サークルと化した村で発生する連続密室殺人事件の謎に葛白たちが挑む！ 『このミステリーがすごい！』大賞作家による前代未聞、唯一無二の本格ミステリー。